好きなことこそしっかりと。

東京在住の18歳男子。好きなことをつらつら書いています。

庄司陽子『I's』を読んで

重い内容の少女漫画を一気に読破した後の何とも言えないドーンとした気分に浸っているぐらいくです。今日はその感想を軽く。

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庄司陽子先生の作品と言えば、僕の中では『生徒諸君!』。

ナッキーを中心とした悪たれ団が、悲惨な事件や家族・仲間の死など様々な出来事を経て成長していく物語で(酷い要約だとは自覚していますが、これ以上考えても上手く表現できそうにありません笑)、文庫で12巻を読み終わったときも何とも言えない気持ちになりました。青春っていいなぁ・・・辛いことも沢山あるけど。

 

で、本題。庄司先生が多重人格に真っ向から取り組んだ作品である『I's』を読みました。文庫で並んでいるのを見て、目に飛び込んできたタイトルから桂正和の『I"s』の文庫かな?と思いよく見ると庄司作品であることに気がつき、面白そうだから読んでみるかーと思ったくらいのかなり適当な出会いだったのですが、読んで本当によかった。何の気なしに上の段落で『生徒諸君!』の紹介をしましたが、よく考えるとマールとナッキーの関係や、初音の事件、ナッキーになりきろうとする遠峰などなど、なんだか『I's』に繋がるようなエピソードが沢山有ったように思えます。身近に多重人格の人がいない(僕が気づいていないだけかもしれませんが)ので何とも言えませんが、その原因や治療場面など細かいところまで描かれており、漠然と「有るんだろうな」と思いました。僕自身まだ高校生ですが、日々生活していると色々なことを体験し、“昨日までの常識”も書き換えられることがしょっちゅうあります。人間は自分とは違うもの、自分が信じていたこととは違うものを見ると拒絶し嫌悪しがちです。恐らくこれはどうしようもないことなのだと思います。この「I's」で描かれているようなことは、これからもっと色々な人々と関わる中で、実際に僕も充分目にしうることでしょう。そういったときに僕はどうなるのか、どうすることができるのか。最近いつもこんなことを考えているような気がします。

 

人の心は不思議。

 

 

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